涼しさが最高の美味しさ。
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こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのTakeshiです。
最近のカフェのお気に入りメニューはホワイトチョコ抹茶マフィンです。しっとり甘くておいしいですよ~(宣伝ですみません)。
さて、すっかり暑い季節となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?暑い季節では、急須をつかって熱いお茶を淹れるなんて大変・・と思う方は多いのではないでしょうか?
本日は、急須を使うけどお湯は使わない、冷たい煎茶の淹れ方をご紹介します!!
その名も「氷水出し」です。
といっても、難しいことはひとつもありません。
いつも使用している急須に、
・茶葉
・氷
を入れて1時間ほど待つだけです。なんとも簡単。
実際にやってみましょう。
急須に茶葉を入れます。私は今回、宝瓶と呼ばれる手持ちがない煎茶や玉露用の急須を使用しています。
使用した煎茶は、今年の新茶「山の息吹」を使用しました。
【NEW!】the first tea of this year/2017年4月収穫・新茶 / d:matcha Kyoto オンラインショップ
さて、茶葉の上に・・・
氷をどさっと入れます。
量の目安ですが、2人前では茶葉10gほどであれば氷を100~150gほど(家庭用であれば10-15個)入れれば大丈夫です。
※画像は1人前で茶葉5g・氷が75gほどです。
後は、これを常温で1時間ほど放置。とっても簡単です!
15分ほど経過。少しずつ溶けた氷が、じっくりと茶葉からエキスを抽出します。
45分ほど経過した様子。かなり氷が解けてきていますね。
1時間放置した様子を、30秒にギュっと縮めてお送りします。
夏の贅、氷出し玉露。淹れ方は簡単で、急須に玉露の茶葉と氷を入れて待つだけ。動画の分量は、茶葉5gに対して氷を75g。家庭用冷凍庫で作った氷でも大丈夫ですが、冷凍庫の匂いがつかないように密閉容器で氷を作るとより美味しく召し上がって頂けます。
— d:matcha Kyoto和束町茶農家 (@dmatcha_kyoto) 2017年5月31日
※1時間を30秒の動画にしました。 pic.twitter.com/75yn0gUIDo
さて、それを茶碗に注ぐと・・・
しっかりとした水色です。
時間をかければ、氷でもしっかりとお茶の味を引き出すことができるのです。
味わいは・・・すっきりと甘さ引き立つ、甘露を口に含んだようなまろやかさ。
茶の味にも、渋みを感じることなく、まるで朝露が集まった葉っぱにたまる水を呑んでいるかのような、爽快さ。お湯で抽出した煎茶にはない、贅を感じる味わいです。
暑い夏の日、これが客先で出てきたら・・・たまりませんね。
また、この氷水出しについては、以前こちらでブログにまとめたことがありますが、
うまみが5割多いだけでなく、新成分「エピガロカテキン」で免疫力が復活!しかもカフェインがほとんどないので、お子さんや、寝る前でもごくごく飲めます!
こんなスーパー緑茶を実現させるのは、「氷水で5分間」といういれ方です。実はこれ、生産地で行われている方法です。
低温で短い時間だと、うまみを邪魔する苦みや渋み(カテキン)がほとんど出ないため、ごく普通のお手頃お茶でも、玉露のような極上の甘み&うまみが感じられます!
また、エピガロカテキンは、免疫を元気にしてくれる成分としてただいま大注目!
免疫系を強くする評判のエピガロカテキンと呼ばれる成分がたっぷり抽出される淹れ方なのです。美味しさだけではなく、健康にもよい!というのがたまらないところです。
もちろん、通常のお湯で淹れるときと同じく、2煎目も入れることができます。
2煎目はすでに茶葉が開いているので、5分ほど待てば抽出されます。
※急いでいる場合は、1煎目から氷水を入れて抽出することも可能です。その場合は大体5分ほど待てば、味わいが抽出されます。
本日は、暑い夏にぴったりの、氷水出しでの煎茶の淹れ方のご紹介でした!
覚えておくと、夏のおもてなしの幅が広がります!
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d:matcha(ディーマッチャ)は生産スタッフが愛情をこめて作った、京都・和束町産のおいしい茶葉+お茶を美味しく淹れられる、ティーウェア・茶器を販売しています。今回紹介した新茶以外にも、様々煎茶のご用意があります!