シンガポールのIsetanにあるJapan Food Townの様子。もはや日本です。
大盛況。
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こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのDaikiです。
日本の宇治茶を世界に広げるべく、世界を駆け回っております。
香港の後は、シンガポールを訪れました。
前回の記事はこちら
シンガポールの基礎情報
シンガポールは、マレー半島の下に位置する国家で、人口約550万人を誇り、その約7割が中華系の人達です。1965年にマレーシアから独立して以降、東南アジアの金融、貿易、などのハブとして、国が極めて稀有なリーダーシップを発揮して成長してきた国です。公用語は英語であり、金融機関をはじめ、Google、Uberといった世界企業も法律面、公衆衛生面、など優れたシンガポールのビジネス環境から、東南アジアの地域ヘッドクオーターをシンガポールに置いています。
こちらをご覧頂いてもわかるように、シンガポールは日本やアメリカよりもGDP capitaが高い、世界でも有数の裕福な国となっています。実際に買い物をする感覚でも、物価は日本と同じか少し高い印象を受けます。
また、シンガポールは観光大国でもあり、世界中から1,200万人ほどが年間訪れます。
シンガポールでの日本の印象&お茶事情
シンガポールは国民の90%以上が「日本が好き」と答えてくださるほどの大親日国家です。日本製の商品は、日本人の誠実さや真面目さに対するリスペクトは強く、母校BabsonのOB達も私が日本人であることがわかると、日本の良さを小一時間語って下さる程でした。
そうした日本へのプラスの印象もあり、シンガポールには相当数の日本食店があります。現地の方がローカライズしたバイキング形式のお店(日本人にとって味は、、ただ安い)も大変人気ですし、Isetanなどには、日本人/日本企業経営の本格的な日本料理も数多くあります。
Japan Food Town
Japan Food Townはシンガポールの商業の中心街、OrchardにあるIsetanの4階に位置し、日本の外食企業16店舗がお店を構えます。
Japan Food Townは、日本の政府も力を入れている日本食輸出のプロジェクトの一環でもあります。
一般社団法人外食ベンチャー海外展開推進協会(JAOF)と官民フ ァンドのクールジャパン機構、および複数のサポーター企業が共同で出資するプロジェクトで、この シンガポールでの展開が初めてのチャレンジとなります。
(出所:2016年5月16日 一般社団法人日本外食ベンチャー海外展開推進協会(JAOF) media releaseより)
日本の食材を、沖縄の空港をハブとして用いることで、日々新鮮な状態でシンガポールにお届けしているようです。
かの有名な獺祭さんのアンテナショップもあります。日本酒に合わせた、和食、美味しそうです。
アンリ・シャルパンティエ
日本でも大変有名な芦屋発の洋菓子屋ブランド、アンリシャルパンティエさん。2014年に海外第一号店をシンガポールにOpenされ、2017年1月現在、シンガポールにはすでに2店お店があられます。
フィナンシェは、日本から空輸で運ばれているようで、日本の味がシンガポールでも楽しめるのは嬉しいですね。
Bake
北海道発で、日本でも大行列でお馴染みのチーズケーキタルトのお店BAKEさん。
シンガポールでも大行列で、夜20時すぎには完売されておりました。
バブルティー
私のバイアスもだいぶ入ってるいるかもしれませんが、やはりシンガポールでもバブルティーが大人気です。OrchardのIONというショッピングセンターの地下にあり、地元の方が行列をつくっていました。
緑茶ベースに、はちみつやチョコレート等が入っているバブルティーが選べます。基本シンプルな味で、砂糖の量などを個人の嗜好に合わせて調節してくれるのが良いです。
こちらは、Green Tea Honey。爽やかですっきりとした味わい。
シンガポールでは日本食が本当に浸透しています。これだけ浸透していると、本格的な日本料理や、現地化された日本料理など、多様な選択ができてお客様も嬉しいですね。また、物価も日本とほぼ変わらないため、一般的に高級になりがちな日本料理が浸透している大きな要因と感じました。
今回は以上です!
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