みなさんは、1日の始まりの朝、何を飲みますか?
コーヒーでしょうか?それともスムージーなどでしょうか?
少し眠たい目をこすりながらベッドから起き上がり、朝ごはんを食べ、身支度を整える。
仕事に向かう前、お出かけする前、何を口にするかによって、その日の始まりの気持ちも体も、不思議なほど変わるものです。
頭と体のスイッチON コーヒーいらず!~熱出しの煎茶~
私は毎朝、煎茶をいただきます。
低血圧で朝が苦手な私は、起きてもすぐにはしゃきっとできず、ぼぅーっとして辛いものです。
そんな私は、朝に熱いお湯で、旨みも苦味も強めに抽出したストロングな煎茶をいただきます。飲んだ瞬間に「心身が目覚める」というのを実感できて、自分の体にスイッチをいれることができるからです。
以前は朝にコーヒーを飲んでいましたが、コーヒーよりは刺激がマイルドで、なのに体はちゃんと目覚めてくれます。自然と、朝にコーヒーを飲む習慣がなくなりました。
朝の舌はとても敏感です。お茶の味をストレートに感じることができます。
煎茶を飲んだ瞬間、舌の上で強い旨みと渋み・苦味といった成分が一気に押し寄せてきます。脳に伝わる信号が多いせいか、「脳が目覚める瞬間」というのを実感することができます。また、煎茶に含まれるカフェインが、心身の目覚めを手伝ってくれます。
後に尾を引く渋みは、口の中をすっきりさせてくれて心地が良いものです。朝の気分を爽快にして、自分の体と心をONするのが「朝の煎茶」なのです。
コーヒー生活(中毒)からの脱却、お茶生活のススメ
実は、私は昔はコーヒーの愛飲者でした。カフェインにそれほど強い体質ではないにもかからわず、日に3杯~4杯ほどはコーヒーを飲んでいました。コーヒーの香りが好きだったこともありますが、仕事中に眠たい頭を無理やり起こすために、飲んでいた部分も大きかったように思います。
そのうちに、コーヒーの多量のカフェインの刺激が強いせいか、胃腸に不調を感じるようになりました。また、交感神経が活発化しすぎたせいか、夜になると変な疲労感や興奮状態になって夜によく眠れないといった日もでてきま、した。
煎茶の方が、カフェイン量もコーヒーよりはマイルドなせいか、自分の体によりフィットしているように思います。私と同じ症状に悩まされる方、少なくないのではないでしょうか?
飲み物にもバリエーションが増えている昨今、自分の体質にフィットしたドリンクを選んでいきたいですね。私は思うに、日本茶は古くから日本人が愛飲してきたもの、本来的に日本人の体質にはあっているのではないかと思います。
朝にオススメの淹れ方~熱めのお湯で、ちょっとだけ長めの抽出時間、「ストロング」に淹れる~
黄金色のいい色ですね。
朝は、熱めのお湯で気持ち長めに抽出し、濃い目のものをいただくのがオススメです。眠たい朝に、丁寧に淹れたストロングな煎茶は、よく効きます。
【淹れ方】
<茶葉>ティースプーン1杯 3g
<お湯>120~150ml(コップ1杯弱。気持ち少なめの方がおいしく淹れられます)
<時間>30~45秒 (抽出時間は好みに合わせてどうぞ)
<手順>
➀ティーポットにお茶の葉をティースプーン1杯(約3g)ほど入れる
②お湯(120~150ml)を湯呑に注ぎ、少し温度を下げた後で、その湯をティーポットへ注ぐ。
③30~50秒待つ。
30秒でも十分おいしく抽出できますが、好みに合わせて時間を長めに入れるとストロングなお茶を楽しめます。私は50秒ほど抽出して、ストロングな煎茶をいただくのが好みです。
朝ごはんとともにいただく煎茶~洋食でも和食でもOK~
朝はしっかりとごはんを食べて、栄養をきちんととることも大事ですね。
朝ごはんは洋食派という人も、和食はという人も、どちらでも煎茶とご飯でおいしくいただくことができます。
私は、洋食の朝ごはんの際には、和風すぎないテイストのティーカップやコップを使うようにしています。
和食の朝ごはんは、和の湯呑を使うもよし、個人的にはその日の気分に合わせて、ポップなカップを使ったり、気分をアゲるようにしています。
朝におすすめのお茶 d:matcha「匠の京都宇治煎茶(さみどり)」
私が朝にオススメするのは、d:matchaの「匠の京都宇治煎茶(さみどり)」です。
深い旨みの中にも、清涼感のあるビターさが特徴のさみどりは、朝のお茶にぴったりだと思います。色は輝くような黄金色が特徴です。
ぜひ朝はストロングに淹れて、このさっぱり感のあるビターさを楽しんでいただきたいと思います。
d:matcha Kyoto オンラインショップ / 【d:esirable】Craft Sen-cha Samidori / 匠の京都宇治煎茶(さみどり)