1人前でこのボリューム。茶産地だからできる、碾茶をたっぷりつかったオリジナルメニュー。
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こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのTakeshiです。
皆さん、碾茶(てんちゃ)というのをご存じでしょうか?
弊社のHPでも解説していますが、ひらたくいうと抹茶の原料となる茶葉のことで、通常の揉んでつくられる煎茶とは異なる加工方法で、生の茶葉が加工されたものです。この碾茶を挽いたものが抹茶となります。
一般的にこの形状のまま利用されることは少ないのですが、実はこの碾茶は加工の工程の中で炙る(あぶる)工程もあり、そのまま口にしても香ばしさと旨味を感じることができるのです。
以前から、d:matcha Kyotoのカフェで出している汁無し担々麺や生パスタには彩りのアクセントとして碾茶を加えて提供していました。
※お客様撮影。ほのかに緑色が散っているのが碾茶です。
そのまま食べても美味しい碾茶は茶道の席で薄茶としてお出しするような高級なもの。なかなか碾茶を大量に供することはすぐには出来なかったのですが、このたび新茶の季節を迎えたため、そのまま食べても美味しい新茶の碾茶を準備することが出来ました!
そこで出来上がったメニューが・・・・
碾茶汁無し担々麺です!
・・・突拍子もないビジュアルですみません。二郎系ラーメンのようになってしまいましたが、碾茶の魅力・美味しさをダイレクトに伝えるためには、これだけのボリュームを出したいと思い、やってしまいました。濃厚なごまだれ風味の汁無し担々麺に碾茶が絡んで、食味にアクセントを加えます。
上から。中にはもやしやピーナッツ、ひき肉やチャーシューなどいつもの汁無し担々麺の具材がトッピングされています。麺は通常の汁無し担々麺と同様に、京都の老舗製麺所・麺屋棣鄂の麺を使用しています。
碾茶のひとひらはこちら。口にすると香ばしさが最初に広がり、その後かみしめていくとお茶に含まれる旨味をしっかりと感じます。
もともと汁無し担々麺には昆布や豚肉からとった出汁が含まれていますが、碾茶を加えることでさらに旨味が足されてしっかりと厚みのある味わいに。
碾茶はいわば、天然の旨味調味料のような存在なのです。
使用している碾茶は8g。一般的に、薄茶として抹茶を点てるときには抹茶は3gほど使用しますので、約3杯弱の薄茶と同じだけの抹茶を味わうのと同じくらい。非常にパワーみなぎるトッピングです。
(※ちなみに碾茶自体は栄養成分を分析したデータがないのですが、粉砕加工後の抹茶100gに含まれているカフェインは3200mgです。そのため、このトッピングに含まれるカフェインは256mgと推測されます。ちなみにレッドブル250mlに含まれるカフェインは80mgとのことですので、レッドブル約3本分のカフェインが含まれます。カフェインに弱いかたや、妊婦の方などは体調とご相談の上お召し上がりください。)
詳しくお茶の健康効果を知りたい方は、弊社の「日本茶と健康」のページに詳しくまとめておりますので、よろしければご一読ください。
日本茶と健康 / d:matcha Kyoto オンラインショップ
お茶の産地だからこそできる、碾茶汁無し担々麺。
ぜひ一度、和束町まで足を運んでみて味わってみてはいかがでしょうか?碾茶をたっぷりそのまま味わえる体験は、中々他では味わえないですよ!
お値段は、碾茶汁無し担々麺に、和束町産の野菜をつかった日替わりサラダ+食後の抹茶オレorコーヒーがついて、1350円です。
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