代表の田中大貴です。
d:matchaでは、「日本の食を世界に」という目標を元に、宇治茶の一大産地である和束町で栽培した本当に良いお茶を世界へ展開しています。
d:matchaの海外展開
世界への展開で現在、力を入れているのは2つ。
1. d:matchaブランドのフランチャイズを通して展開
2. 茶畑ツアーなどの観光事業を通して和束茶の魅力を発信
今回は、フランチャイズについて記載をしていこうと思います。
フランチャイズ展開
d:matchaでは2018年6月にフィリピンのセブ島にて初の海外店を展開します。何故フィリピンかというと、一番の理由は現地のパートナーの存在です。私が過去にDoughnut Plantの日本法人の社長をさせて頂いた経験から、現地化が如何に重要かを理解しています。それゆえに、我々d:matchaの本質を理解して頂けながらも、現地のマーケットを理解しているパートナーが不可欠です。
今回は、Babson MBAの先輩からのご紹介で、現地で既にラーメンチェーンの運営に実績がある藤木さんを紹介頂きました。
また、フィリピンのセブ島は、他のアジアとは異なり、日本由来の本格的な抹茶を扱う競合が皆無であることも、大きな機会と考えています。
現地でのトレーニング
和束町で栽培した美味しいお茶を現地のお客様にも楽しんでいただくべく、今までに2回セブ島の現地メンバーにトレーニングを行いました。
4人の募集に対して、30人以上の応募があったこともあり、選ばれたメンバーは皆とても明るく、優秀なメンバーです。皆、セブ島発の抹茶カフェを立ち上げることに、モチベーションを強くもってくれています。英語で意思疎通ができるので、仕事がし易いです。
どこまで現地化するのか
現地に行くといつも悩むのは、どこまで現地化し、何処まで本場感を残すか、ということ。現地の皆に食べてもらうと、甘い味付けの方が好み。無理に好まない味を押し付けても定着しない、、、一方で、あまりに甘い味付けにする、悪い品質の抹茶を使用した有象無象のものと一緒になってしまう、、このバランスが非常に難しい。
まずは、現地の味に合わせたものと、日本オリジナルの味と双方を用意していこうと、現地パートナーと話をしています。
Robinsons Galleria モールにあるd:matchaのお店も外観がだいぶ出来上がりました。
後は、mall側のgoを待つのみ。6月中旬にまたトレーニングに行くので、楽しみです。また報告します。
d:matcha Kyoto -Cebu Branch-のメンバー:)