d:matcha Kyoto magazine

和束町にて、お茶農家&カフェを営むd:matcha Kyotoのブログです

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[d:matcha dictionary] -11- 日本のお茶どころ

皆さんには、お気に入りのお茶はありますか? ひとくちに日本茶と言っても、津々浦々に様々なお茶があります。 今回は、日本のお茶どころを見ていきましょう。 〜日本のお茶どころ〜 茶の生産量第一位といえば何県を思い浮かべますか? 荒茶茶生産量で見ると…

[d:matcha dictionary] -10- 宇治茶、和束茶が美味しいわけ

前回のブログでは、宇治茶、和束茶の歴史を紹介しました。 茶師をはじめとして、長年の努力で改良が加えられてきた宇治茶、和束茶ですが、なぜ美味しいお茶ができるのでしょうか? 宇治茶、和束茶が美味しい理由、それは気候、栽培方法、社会的背景にありま…

[d:matcha dictionary] -9- 宇治茶の歴史

お茶といえば宇治茶。 ところで、宇治茶とはどのようなお茶か知っていますか? 今回は、宇治茶の歴史を紐解いていきます。 ~宇治茶とは〜 日本3大銘茶のひとつ、宇治茶は、日本を代表する緑茶として知られています。 突然ですが、宇治茶とはどのようなお茶を…

[d:matcha dictionary] -7- 明治〜昭和時代の日本の茶文化

ペリーの黒船来航は、日本の様々な面に大きな影響を与えました。 明治期から昭和時代にかけて、日本茶文化はどのように変化していったのでしょうか? 〜日本茶文化の紹介〜 茶の湯、衰退の危機 江戸時代、茶の湯は武士や富裕な町人などによって支えられてき…

[d:matcha dictionary] -6- 明治時代の茶栽培と製茶法

前回の記事では、開国後、国を揚げて茶の生産・販売を行った様子を解説しました。 今回は、明治時代を中心に、茶の栽培と製茶法について詳しく説明していきます。 〜育種技術の開発〜 良い茶の木を繁殖させるには? 国をあげて茶業を活性化すると同時に、政…

[d:matcha dictionary] -5- 茶業振興の明治時代

以前の記事でも解説したように、ペリーが黒船で来航したことで外国貿易が始まりました。当時の輸出品目としては、生糸と茶が主でした。 当時、海外に向けて積極的に茶を広める動きがありました。 明治政府は、殖産興業政策の一環として茶業振興にも注目して…

[d:matcha dictionary] -4- 茶の種類が広がった江戸時代

〜江戸時代の茶の飲み方〜 江戸時代には、抹茶以外の茶の飲み方も広まっていきます。 特に煎茶を好んだ文人たちは、煎茶の広がりの先駆けと言えます。 また、18世紀中頃に宇治の永谷宗円が蒸し製煎茶の製法を確立しました。こうした動きを受けて、急須を用い…

[d:matcha dictionary] -3- 海外輸出産品としてのお茶栽培

ペリーの黒船来航をきっかけに、本格的な海外輸出が始まりました。 お茶の栽培には、どのような影響があったのでしょうか? 〜黒船来航〜 1853年はペリーの来航の年。 黒船来航がきっかけとなってお茶業界にも変化が訪れます。 黒船来航の翌年、日本は鎖国政…

[d:matcha dictionary] -2- 江戸時代のお茶文化

江戸文化の茶文化と栽培 前回は、茶の湯の誕生と庶民の茶を、南北朝時代から戦国時代にかけて見てきました。 今回は、江戸時代以降の茶の広がりを解説していきます。 〜江戸時代〜 初めに江戸時代の茶文化の流れを大まかに説明します。 江戸時代に入ると城下…

なぜ和束町で美味しいお茶が作れるのか

お茶の味わいを決めるものはお茶そのものと、気候(天)、土壌と地形(地)、作り手(人)です。 これらを満たしている和束町は美味しいお茶ができる条件を満たしています。 ではそれぞれを見て見ましょう。 目次 (1)気候(天) (2)土質(地) (3)傾斜…

【d:matcha dictionary】-0- 茶文化の始まり〜鎌倉時代〜

普段何気なく飲んでいるお茶ですが、鎌倉時代まで遡る長い歴史があるのをご存知ですか? 茶文化は歴史上の有名な人物たちと深く関わっているのです。 茶文化の流れ 日本に茶文化をもたらしたのは栄西と言われています。鎌倉時代に入り、僧侶を中心に中国との…

d:matcha dictionary -1- 茶の湯の誕生〜庶民の茶 / 南北朝時代~戦国時代-

普段何気なく飲んでいるお茶の歴史について紐解いていきます。茶の湯の誕生、南北朝時代の茶の歴史について振り返ります。 〜南北朝時代〜 茶の湯の誕生 南北朝時代には、日本各地では大名たちが激しい勢力争いを繰り広げていました。農村においても、農民の…