d:matcha Kyoto magazine

和束町にて、お茶農家&カフェを営むd:matcha Kyotoのブログです

「いちご」を京都・滋賀近辺で直買できる「苺屋 Kirry's Berry キリーズベリー」【京都・観光情報】

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春の果実の大主役、いちごです。

 

こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのTakeshiです。

今日は耳よりイチゴ情報をお届けします!
滋賀・大津や京都近辺の方ならぜひ知っておいていただきたいイチゴ情報です!

 

美味しいイチゴは「近くでつくられたもの」

個人的な意見ですが、美味しいイチゴは産地や育て方ももちろん大切ですが、それ以上に「近くでつくられたもの」かどうかが美味しさの重要な要素だと思います。

①輸送性の観点から柔らかさが決まる

いちごの品種を紹介するようなHPなどではよく記載がありますが、例としてはるのかという品種の紹介文を読むと・・・

はるのか

・・・(略)・・・香りがあり、糖度が高く、酸味はやや少ないほうです。果肉はやわらかいのですが、表面は丈夫で輸送性に優れています。

そう、いちごは表面が非常に柔らかい果物のため、「輸送性」が重要なのです。そのため、スーパーなどに並び品種は輸送性も加味された品種になります。

 輸送性を重視するといちごは固くなるし、かといって柔らかいイチゴだと運ぶときにぐじゃぐじゃになってしまうし・・と悩ましいバランスを考えながら、イチゴは栽培されているのです。だからこそ、長距離を輸送する必要がなく近くで食べる場合には、柔らかい熟したイチゴを選ぶことが出来るのです。

 

ちなみに・・・デパートの地下に売ってるイチゴでとんでもない値段がするものがありますが、あれは日本中の旬を迎えた産地から、とびきりよく育ったイチゴ達をひとつひとつ大切に梱包しているものだったりします。梱包代金も相当高くつくんじゃないかという・・。

個別包装のイチゴとか。確かにひとつもらうと嬉しいかもしれませんが、たっぷり食べたい!みたいな時には選択肢に上がりません・・。
(※もちろん育て方などで調整は出来るみたいですが、品種の特性は重要な要素です。

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たっぷり食べたいですよね、イチゴ。

 

②イチゴは追熟しないので、完熟は畑にある!

また、イチゴはバナナのように、収穫してから熟すことがありません(追熟しません)。そのため、完熟した状態の少し手前で収穫することがほとんどです。そのほうが傷みにくい、ということもありますし、収穫から販売までのタイムラグを考えると完熟したものは出荷しづらいのでしょう。そのため、本当に完熟に近いものを食べるには産地の近くで購入する必要があるのです。 

 

さて、前置きが長くなりましたが、今回は京都近辺でとっても美味しいいちごを生産されている農家様をご紹介いたします!

その名も「苺屋 Kirry's Berry キリーズベリー」です。 

 

※ちなみに、我々d:matcha Kyotoでは、d:ashi Tea(ダシティー)という、季節のフルーツ/野菜をドライチップにし、日本茶と混ぜたブレンドティーを販売しています。

【d:ashi tea】フルーツ・野菜 / d:matcha Kyoto オンラインショップ

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そのd:ashi Teaに使う美味しい野菜やフルーツを手配すべく、農学部出身(そもそも現役農家)というネットワークを活かして知り合いにご相談したり、京都近辺の農家様を訪問したりして日々駆け回っています。今回はその一環で知り合った農家様の紹介になります。

場所は滋賀県大津市大石東一丁目5 のあたり

現在はHPなどをお持ちではないということでしたので、Google Mapにて紹介します。大体このあたりです。

JRの駅を基準にすると・・・大津駅から車で25分くらいのところです。
有料道路を使えば京都駅や宇治駅からも車で30分ほどでつきますね。春の行楽に出かける際には覚えておくといいでしょう。

 Google Street Viewではこんな感じ。いちごの販売をされているときにはのぼりが立っています。  

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こんな様子ですね。駐車場がついているのでドライブでも訪れても安心です。

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中々にわかりやすいのぼりです。私も最初はこののぼりだけを頼りに訪問しました。f:id:watanabecook:20170317002559j:image

駐車場に車を止めると、こんな看板も。減農薬・発酵有機肥料にこだわって栽培されているということです。またイチゴの品種も一種類ではなく、あきひめ・紅ほっぺなど栽培をされている様子。

 

作業の空いた時間に販売をされているということで、営業時間はのぼりが立っているとき、とあります。お伺いしてみたら、大体10時過ぎには販売していることが多いかな・・という感じのようでした。(※あくまで目安ですので、ご参考までに。)

 

駐車場に車を止めて、奥の道へ進みます。
農道を歩きますが、道はビニールで覆われており非常に歩きやすく、普通の靴でも気になりません。

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ふかふかしていますが、靴に土はつきません。f:id:watanabecook:20170317002623j:image

こどもは駆け回りそうな道です。

 

さて、この道を進むとイチゴの直売所が見えてきます。

生産農家の桐畑さんが出迎えてくれました。

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いちごをもってパシャリ。
今見ると、もって頂いたイチゴはとりわけ大きいですね・・!

 

さて、この日のイチゴは・・・

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どん。
真っ赤でキラキラとして美味しそう・・・!

f:id:watanabecook:20170317002632j:imageこれだけたっぷりイチゴが入って500円です!

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お値段表はこちら。

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黒皿に入ったものは形もよく、大粒でより美味しいものだとか・・・。ひとつひとつ選別されたエリートが詰められています。

 

私が訪問した時には紅ほっぺでしたが、先日はあきひめが並んでいたりと日によって品種は異なるみたいです。その時に熟したものが並びます。

 

今回、私は特別にハウスの中まで見学させて頂きました。
中に入るには、虫の侵入を防ぐために、スリッパに履き替えます。

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非常にきれいハウスの中でした。

 

温かいハウスの中でのびのびといちごが育っています。

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どんどん鈴なりになって熟すのを待つイチゴたち。

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減農薬・有機質肥料をつかった栽培にこだわっているということです。

 

具体的には、いちごが幼い赤ちゃんの苗(稚苗(ちびょう))の頃には病気を防ぐために消毒をするけど、その後は極力回数を減らして栽培をしているということ。食べる直前に薬は出来るだけかけないようにしているようです。気苦労もあるようですが、その苦労をのり超えてでも、できるだけ使う回数を減らすことを心掛けているようです。
その心配りが嬉しいですね!

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イチゴの赤い様子は果実の宝石にふさわしい。

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ハウスを案内頂いているときに、特別にこだわりの品種を見せてもらいました。

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こちら「おいCベリー」という品種で、関西近辺ではほとんど作っている農家の方がいないのだとか。ビタミンCを大量に含みつつも、甘味も濃厚・果実の色も濃厚という優良品種。まだ栽培面積は少ないようですが、これから増えていくといいですね!

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控えめにいって、めちゃくちゃ甘くて香り高くうまいです。

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ということで、大津や京都近辺の方で、近隣の美味しいイチゴを食べてみたい方はぜひ一度訪問されてみてはいかがでしょうか!これから春の行楽シーズン・お花見で遠出される方は観光ルートに組み込むこともできると思いますので、ぜひ覚えておくとよいでしょう。

 

さて、苺屋 Kirry's Berry キリーズベリー様のイチゴをつかった商品については・・今後ご期待ください! 現在絶賛製造中です!!

 

ちなみに、私が自宅用に買ったイチゴは我が家のモンスターが10秒で2個くらいの勢いで消化していきました。過去になく食いつきが良かった・・・。

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