こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのTakeshiです。
先週、京都から金沢で出張にいってきました。
早朝のひがし茶屋街。雪に濡れた路面が美しい。
金沢といったら、昭和天皇に献上したという「加賀棒茶」が有名ですね。今回の出張はあわただしくあまり観光する時間はなかったのですが、お茶屋らしくお茶だけは買って帰ろうと思い調べたところ、金沢駅に「加賀棒茶」を供する丸八製茶場さんの店舗を見つけました。駅にあるなら立ち寄れる!ということで、そのお店に行ってきた話です。
ちなみに、丸八製茶場さんは創業1863年という老舗企業。2013年に創業150年記念ということで、KIKKA PROJECTという名のものと様々な取り組みをされたようです。そのTrailer Movieがめちゃくちゃかっこいいので、ここにご紹介いたします。
chap.#00 “Trailer” 丸八製茶場-KIKKA PROJECT from 丸八製茶場-KIKKA PROJECT on Vimeo.
京都→金沢は特急サンダーバードで約2時間
京都駅には0番線ホームがあり、ここからは福井・金沢・富山方面への特急が出ています。ちなみにこちらの0番線ホームは、奥に続いて伸びている34番・嵯峨野線ホームと合わせると日本で最も長いホームということです。確かに、めちゃくちゃ長い。
今回はサンダーバードに乗って移動しました。
金沢駅に直結したお土産エリア「あんと」
さて、金沢駅に着きました。なぜか改札が自動改札ではなく人が切符を回収していたのが気になりましたが・・・。
駅に直結しているお土産処「あんと」に向かいます。これは駅にある「金沢百番街」というショッピングモールのいちエリアの名前ということです。かわいらしい。
さて、あんとに入ってしばらく進むと・・非常に目立つ場所にありました、加賀棒茶の丸八製茶場さんです。
常に人だかりができており、繁盛しています!
「棒」の部分だけ赤い色が印象的なロゴデザイン。
店頭の品揃えは、なんといってもほうじ茶がメイン。献上加賀棒茶のほかに、加賀ほうじ茶や加賀玄米茶などがあります。
ティーパック入りの商品など、使い勝手がよさそうな商品も並んでいました。
テイクアウトでドリンクを味わうことも可。
ほうじ茶の他には抹茶や煎茶も取り扱いがありました。
さて、やっぱりお目当ては・・献上加賀棒茶です。今回は自宅で楽しむ用なので、袋入りのものをお願いしました。
茎の部分だけを集めて、ほうじ茶として仕立てているようです。
香ばしさが高く香り、すっきりとした味わい
さて、家に帰って早速熱々のお湯でほうじ茶を淹れてみました。
・・・ん?(背景が散らかっているのはご容赦ください)
・・・
なんと、茶柱がたちました(´・ω・)!嬉しいですね~。茎がふんだんに入ったお茶ならではの嬉しさです。煎茶だと中々茶柱が立つことはありませんので・・。
さて味わいですが、茶袋を開けた瞬間から部屋に香ばしさが広がるような強い香を感じつつも、その飲み口はすっきりと清涼。食事の後に飲んだり、お菓子のお供にしたりと毎日のシーンに合わせやすい味わいだなあと感服しました。
加えて、毎日飲めるお茶が名物・特産品となっているので、金沢に住む人の生活に根付きやすいんだろうなあと感じました。京都では抹茶や玉露が有名ですが、さすがに玉露や抹茶を毎日飲むわけにはいかないので(お高いですし)、それらは毎日飲むお茶とはなりにくいです。
ほうじ茶というのは淹れる手間もかかりませんし、そういった飲みやすいお茶があることが、毎日お茶を飲む生活につながるとよいですね。
おまけ
金沢の夜に、居酒屋で飲んだ最後にも加賀棒茶が出てきました。地元の生活の中にしっかり根付いていると感じて、なんだかほっこりしました。
帰りにキオスクでペットボトルでも加賀棒茶を飲んでみました。
・・・ペットボトルは、ペットボトルの味ですねw 仕方ないですが。。
私が訪れた金沢は、雪模様。早朝くらいしか自由な時間がなかったので、早朝に町をぶらりと散歩。最高の朝の雪散歩でした。
-------------------
d:matcha(ディーマッチャ)は生産スタッフが愛情をこめて作った、京都・和束町産のおいしい茶葉+お茶を美味しく淹れられる、ティーウェア・茶器を販売しています。