お茶コラム
こんにちは、d:matcha Kyoto magazineのTakeshiです。
毎日の生活の中で、お茶が登場するシーンについて、コラムというカタチでご紹介していきます。
「ひなた水でも、つくってさし上げたら?」
これぞ盛夏、と呼べるような猛烈な暑さが続く毎日。
私には1歳3か月になる息子がいます。
先週の日曜日に、ビニールプールを庭に出して、水遊びを息子と楽しむことにしました。父にとっても、初めての庭遊び。ネット通販で購入したビニールプールの大きさに驚きながら、暑い日光を浴びながら、汗だくになって準備をしていました。
顔からつたう汗をぬぐいながら、なんとかビニールプールに空気を入れ、さあ水をためよう、というときに、ふと思いました。
水道水をそのまま入れたら冷たいのかな・・・?
でも温水をここまで引くのは手間がかかるな・・。
と迷っている私に、祖母から提案されたのが、冒頭の一言です。
ひなた水という解決策。
「この日光だったら、プールに水を張って日光に当てておけば、30分もしないでひなた水になってちょうどいいわよ」
ひなた水。なんとも、日本語の感性を感じる、いい言葉だなと思いました。
言葉を聞くだけで、どんなものか想像もできるし、その語感もかわいらしい言葉。
早速、日光が当たる場所にプールを移動し、水を溜めていきました。
ジンジンジンと、遠いところ・近いところから両方聞こえる、大合唱のセミの声。
我が家の狭い庭ですが、路地からも夏らしいダイナミックな入道雲が覗く、夏の力強さ。
さて、プールに水を張って約30分。お日様の力で、水がしっかりとぬるま湯に変わりました。お風呂のお湯をちょっとぬるくした程度の温まり方。
お日様の力だけで水が温められたと思うと、心なしか水も少しとろん、とトロみを帯びたような気がしてきます。
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息子は水遊びに大喜び。
(我が家の犬は、プールの中には入れず、うらやましそうに見てました)
水をすくってはじゃばじゃばとはじけ飛ばしています。準備に時間はかかりましたが、プールを出してあげてよかったなと、無邪気に笑うわが子を見ながら思いました。
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プールに入っているとはいえ、夏は水分補給が大切。まだ1歳のわが子なので、目を離すとプールの水をごくごくと飲んでしまいそうになります。
(バケツで水をすくってゴクゴクと飲みだしたので、慌てて止めた)
水分補給は親の務めと、彼の行動に気を払いながら、適宜お茶を呑ませます。
子どもでも安心してのめる、カフェインレスの深煎りほうじ茶を。
息子はまだ1歳のため、私は子どもにほうじ茶を呑ませるときは、ほうじ茶を普通に淹れてから、大人が呑む場合とは別に、水で半分ほどに薄めてから呑ませるようにしています。
濃いめのほうじ茶は確かに大人には口の中がさっぱりして食後などにはあいますが、子どもの水分補給であれば薄めて、がぶがぶ呑めるようにするのがちょうどいいです。
カップにいっぱいいれて渡したのですが、息子は一口でたくさん飲みました。
子どもが喉を鳴らして、ゴクゴクとお茶を飲む姿は、なんとも愛らしい気持ちになります。飲み物を飲む動作ひとつとっても、全力投球なんですよね、子ども。
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原色のビニールプールで水遊び。
ひなた水が温まるまでの、セミの長い鳴き声。
あと何回プールに入れるのかわかりませんが、しっかりと夏を楽しみたいと思います。
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登場したお茶はこちら
d:matcha Kyoto オンラインショップ / 【d:aily】Houji-cha / 京都宇治深煎りほうじ茶
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最後に、お風呂上りの子どもの体を洗ってあげました
勢いよく水かけたら、びっくりさせてしまった・・・。ごめん、息子。
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