こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのTakeshiです。
この記事の結論は上記写真ですが、ラーメンに限らない観光記事でございます。
はじめに:京都の朝食事情
京都は一大観光地。観光地にいるときこそ、朝から美味しい朝食食べたいなーなんて思う方も多いと思います。
いわゆる朝食イメージ。
ホテルに宿泊していると、朝食はバイキングということが多いですよね。ただ、連泊すると飽きてきたりもするので、外に朝食を食べにいった、という経験をお持ちの方もいるでしょう。また、ゲストハウスだともともと朝食がなかったりもしますし。
今回は、そんな外で朝食を食べるときにオススメの「京都中央卸売市場」をご紹介します。
京都の食材がそろう台所・京都中央卸売市場
京都市中央卸売市場第一市場は,昭和2年,現在の位置に開設されて以来,今日まで京都市民への生鮮食料品供給センターとして大きな役割を果たしてきています。
開設当初は,鮮魚,塩干,川魚,青果の4部でしたが,現在は青果部,水産物部の2部となっており,卸売業者は,青果部1社,水産物部2社。仲卸業者は,青果部78業者,水産物部106業者を有し,その他加工食料品卸販売業者並びに市場業務に関連した,金融業,運送業,日用品販売業,飲食業など98業者が業務を行っています。(平成27年4月1日現在)
なお,我が国における食肉の需要の急激な伸びに伴い,公開による大量規格取引が要求されていた状況にかんがみ,京都市では,中央卸売市場法に基づく食肉類を専門に取り扱う卸売市場を全国で9番目の市場として昭和44年12月1日に開場し,これに伴い従来の市場を京都市中央卸売市場第一市場,食肉卸売市場を京都市中央卸売市場第二市場と呼称して今日に至っています。
ふむふむ。青果や水産が第一市場で、食肉が第二市場なんですね。わかりやすい違い。また、Wikipediaによると、全国で最初にできた中央卸売市場のようで、かなり歴史のある場所のようです。これもまた歴史ある京都らしい場所ですね。
残念ながら、せりの様子など市場を見学するのはハードルが高く(※1)、かつ仲卸売市場も一般の方は日ごろは買い物ができないよう(※2)です。ただし、買い物については月に一度の解放デーがあり、一般の方でも仲卸売り場で買い物ができるイベント「食彩市」が開催されています。10月であれば10/8に開催されたようです。
京都市:10月8日開催!京都市中央市場市民感謝デー「食彩市」について
(2)今後の開催予定 平成28年11月12日(土),12月10日(土), 平成29年1月14日(土),2月18日(土),3月11日(土) ※2月は第2土曜日が祝日のため,第3土曜日に開催します。
(※1 京都市:市場見学の御案内によると、下記のようで、実質学校関係者の社会見学しかいけないようです。
京都市中央卸売市場第一市場では,学校関係等の「社会見学を目的」とする見学を受け付けております。
※旅行会社などの観光目的のツアーや,個人でのお申し込みはお断りしております。
当市場の見学を希望される方は,1箇月前までに下記まで御連絡ください。
なお,見学は開市日を原則とし,土,日,祝日はお受けできません。
(※2 小売 : 鮮魚 (有)丸正水産(京都中央卸売市場) のように、個別のお店では一般の方の買い物を受け入れているところもあるみたいです。個別の店舗によってご判断ください。)
「関連棟」で、市場の雰囲気を感じることができる
しかし、そんな市場のすぐそばにある「関連棟」には、一般の人も利用できる飲食店が多数入っているのです!入口はこんな感じ。
築地市場でいう、場外市場のような雰囲気ですね。
上の写真は関連11号棟の入り口です。
なかなか一般の方が入りにくい感じではありますが、警備員の方にお伺いしたら、ここは自由に入って大丈夫とのことでした。平日の早朝8時頃だったため、観光客はほぼいませんでしたが、年配のご夫婦などちらちら見かけました。
あまり観光地となっている感じではありませんので、お仕事をされている方の邪魔にならないように、道をふさいで写真を撮るなどの迷惑にならないよう、注意しましょう。
※今回は食事での利用だったのであまり調べたり、お話を伺ったりしていませんが、お店によっては一般の方も食品を買うことができるようです。店舗によって対応が異なる様子ですので、お邪魔にならないようにお伺いするなど、マナーを大事に訪れましょう。
関連棟への行き方・JR/丹波口駅から徒歩で10分ほど
まずは丹波口駅まで。ちなみにJR京都駅から歩いていくこともできますが、20分ほどかかります。涼しい時期ならいいですが、京都駅にいるなら素直にJRに乗ると楽ちんです。
しかし解放感のあるホームである。
丹波口駅を出たところ。
さて、お店のあるあたりへの行き方ですが・・・市場のすぐ隣を通る「新千本通」を通っていけばもっと楽な近道があるのかもしれませんが、正直一般客の私では、通っていいところ・入っていいところの正解がわかりませんでしたので・・・一番無難と思われる方法をご紹介します。
Google Mapに加筆。上手のように、七本松通りまで回り込んで、場外にある商店街に向かいます。
ちなみにこちらが新千本通。市場関係者じゃないような車も走っているので、通ってよさそうな感じもするのですが・・・朝は喧噪も激しく交通量も多いので、避けたほうが無難だと感じました。
さて、JR丹波口駅を出て、七本松通りの道を京都リサーチパークを左手に見ながらひたすら南下し、関連棟のある道で左に曲がり、小路に入ります。正直七本松通り沿いでは市場の香りもしませんが、いざ小路に入りだすと・・・
路地に入ると、地元の方も訪れているようなお肉屋さんがあったり。
市場の雰囲気がしてきます。
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260203/26006316/
このお店もすごい気になった。ディープな世界が待っていそうです。定食のメニュー書きがシズル感あった。
目指す関連10号棟の裏側。雰囲気あります。
目的の石田食堂を裏側から。
昭和レトロ・ロマン。「石田食堂」へ、いざ入店。
さて、今回目的の「石田食堂」に到着しました。
お店の外観。なんだか築地市場の場外を彷彿とさせます。築地の場外市場より、一店舗あたりのスペースは広そう。
※ちなみにこちらのお店ですが、人気のラーメンブロガーnonchさんのブログを拝見いて発見しました。感謝です。石田食堂@京都市下京区 「焼半ラーメン」 - そんなに食うなら走らんと
店内。品書き・メニューは壁のみ。黄色と黒の品書きがとっても見やすい。ビールがそそる・・。
さすがに朝からビールは飲めないので、ぐっとこらえてここは注文は「チャーシュー麺」にしました。ラーメンとの差分が100円しかないチャーシューは、果たしてどのようなお味かと。※カレー系のメニューもすこぶる気になるので、次回はカレーを選ぼう。
ゆで卵はサービスとのこと。こういう些細なサービスが毎日来たくなる所以(毎日来てないです、ごめんなさい)
さて、ものの5分もせずに到着。早い提供はうれしいですね。
うつくしい見た目・・。たっぷりのネギがそそります。
チャーシューですが、薄切り肉がたっぷりと入っていました。タレがかかっていて焦げ目感じる焼き豚、というよりかは、豚しゃぶに近いような、さっぱりとした味わい。
(※豚肉に「さっぱり」という表現を使うことに、私は抵抗はありませんが、妻に「豚肉がさっぱりしてる」というのはあなたくらいじゃない、と言われて少しへこみました。とんかつとかと比較したらだいぶ「さっぱり」してると思うんだけどなあ・・)
豚骨ベースですが、非常にあっさりした味わい。がっつり乳化してるわけではなく、豚のエキスが柔らかに抽出されていて、豚スープの味わいがさっぱりです。
麺は細目。やややわらかめに感じました。朝にはうれしい仕様。
サービスの卵はもちろんいれます。ええ。朝の卵は健康的。
期待を裏切らず、美味しい!しっかり完食しました。朝だけど、あっさりした豚骨ラーメンで、一日を乗り切る元気が出ます。これからの寒い季節には重宝しそうだ・・・。
というわけで、京都の朝食の選択肢として「京都中央卸売市場」の関連棟を候補に入れるとGood、というご紹介でした。京都に何度もいっているリピーターの方こそ、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか!
参考:こんな便利な食べログまとめもありました。