こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのTakeshiです。
晴れた日の渡月橋を眺めると、いつも清々しい気分になります。
嵐山の河川敷では現在工事が行われています
嵐山は京都でも有数の観光地ですが、現在は嵐山公園の周辺にて、河川内の工事が行われています。
渡月橋から川下を眺めた様子。よく見ると、真ん中あたりにブルドーザー等の重機が見えますね。
ズームにするとこんな感じ。
この工事は何のための工事で、いつまで続くものなのでしょうか・・・?
工事は、今後の冠水被害を防ぐために欠かせないもの
工事のことを告知する看板には、このように書かれています。
嵐山地区では道路や建物が冠水等の被害を受けました。
洪水時には固定堰の上流附近では、
局所的に水位上昇しやすくなっています。
そのため、桂川の流れを良くする対策として、
地域の皆様のご要望である6号井堰(固定堰)を撤去する工事を行います。
工事期間中は、地域の皆さま、観光客の皆さまには大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
元々あった「堰」を撤去すること+自然石を積んで護岸を補強する、という内容のようです。
確かに、平成25年の台風18号による被害は記憶に新しいところ。
http://www.kkr.mlit.go.jp/river/saigai/20130916tyhoon18/saigaihoukoku04.pdf
国土交通省のページにまとめられていますが、
(上記リンクより抜粋)
・・・とても嵐山の風景とは思えませんよね。この橋が渡月橋とは・・・。
(上記リンクより抜粋)
このような写真も当時話題となりました。この災害を機会として、桂川の渡月橋中心の地区については、景観への影響を抑えながら、洪水被害を抑えるような対策が検討され、現在の工事へと至っているとのことです。
英語・中国語・韓国語でも工事の案内がされているのが非常に観光地らしいです。
工事はいつ終わるのか?
工期自体は平成29年6月中旬に設定されていますが、嵐山公園周辺については4月下旬には施工完了予定とのことです。後述しますが、景観への影響は(現在は)ほとんどありませんので、そこまで気にする必要はないと感じました。
というのも嵐山・渡月橋に来られた方で多くの方が写真を撮影するのは、山がある川上方面だと思いますが、こちらへの景観の影響は現在ないからです。
以下に掲載する写真を撮った方向を、地図に追記してみました。(Google mapより)
①渡月橋・川上の景色には影響なし
①方面について、渡月橋からの眺めです。
渡月橋から川上を望んで。この日は山の稜線がくっきり見える観光日和でした!
特段工事がされていることもなく、いつも通りの風光明媚な様子が楽しめます。
②渡月橋の東側からは、少し変わった景色が
さて、地図でいう②からの景色ですが・・・
1/28に訪れた際には、黒い土嚢が積まれているのが見えました。
松と土嚢。これはこれで今しか見れない景色かも・・・。
ブルドーザーなどが、まさに工事を行っている現場。石を集めて、護岸を整備中でしょうか。
渡月橋の東側には、巨木が突然たたずんでおり、個人的にはお気に入りスポット。余談ですが、実はこの巨木(エノキ、という名前の樹木です)京都市の「区民の誇りの木」というものに選定されている、お墨付きの樹木でもあります。
(該当ページ↓)
http://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/cmsfiles/contents/0000022/22435/ukyo10.pdf
といっても、嵐山はオススメの観光地!
ということで、東側からの景色はちょっと・・と気になる方はいらっしゃるかもしれません。しかし、嵐山の観光は渡月橋周辺だけではなく、世界遺産の天龍寺や竹林の小径など、他にも見どころが様々あります。せっかく京都にくる機会があれば、ぜひとも嵐山に立ち寄って見てはいかがでしょうか。
嵐山は、大雪になっても訪れる人がいるくらい(私以外にもいましたよ!念のため)、実力のある観光スポットです。
以上です!本記事が、皆様の京都観光の助けになれば幸いです。
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