どこに茶畑があるのか、わかりますでしょうか・・・?
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こんにちは!d:matcha Kyoto magazine・生産担当のChiseiです。
最近茶畑で撮影してもらった写真がこちらです。我ながら真剣そうw
お茶のシーズンで最高に忙しい日々でしたが、このたび新しい茶畑での挑戦が始まったのでご報告です!
このたびd:matchaは、和束町にて無農薬・有機栽培に挑戦できることとなりました!
日本では緑茶の有機栽培の比率はなんと2-3%と非常に少なく、ここ和束町でも慣行栽培が通例となっています。
しかし、世界にお茶を発信するd:matcha Kyotoとしては、有機栽培で良質な日本茶を栽培することはかねてからの夢でありました。いよいよ本格的に栽培をスタートすることができ、非常に感慨深いものがありました。
(※日ごろ販売するお茶は、すべて国の定める基準を満たした薬品を最低限度使用しチェックされた、安全なお茶です)
ここからは写真中心にレポート致します!
まず、茶畑の場所ですが・・・冒頭の写真でわかったでしょうか?
丸で囲った、ここが茶畑です。とんでもなく離れた場所にあるように見えますが、実際離れた場所にあります。といっても、d:matcha Kyotoのカフェがある場所から車で15-20分ほどでしょうか。
こんな道を超えていきます。
とてもじゃないですが、乗用車では登れません。軽トラック最強です。4WDとデフロック必須。
さて、この山道を超えると・・・
最高かよ、というような開けた景色が待っています。とっても心が癒される・・・。
山道の斜面に茶畑が広がります。
実際に、茶畑は急斜面。
ちょっと気を抜くと転げ落ちてしまいそうです。(慣れます。実際、茶刈り機をもってなんどもこの急斜面を往復します)
この日は茶畑の様子を見つつ、収穫できるタイミングを見極めに来ました。今回お借りした茶畑は、一部は耕作放棄されつつも、一部は最近まで手入れがされていたために今年から収穫ができるのです。
一部、放棄されていた茶の木。人の背丈以上にぐんぐん伸びています。写真で写っているアカは身長180cm近いですが、それよりも相当伸びています。
この茶畑はかなりの山奥にあり、アクセスは不便です。ただし、周りが山々に囲まれているためドリフト(※他の畑で使用した農薬が周囲に漂うこと)を防ぐことができ、無農薬栽培には適した土地です。
さて、後日収穫を行ってきました!
収穫の日は晴れていてとっても気持ちがよかったです!(暑いくらい・・・)
アカと2人で刈っていきます。急斜面を何度も往復するのは大変ですが、この収穫の作業は非常にやりがいがあります。斜面が急すぎて、普通の茶刈りではしない体勢になったりしてます。。
機械のお手入れも農家の大切な仕事。生物だけではなく、物理や化学の知識も求められます。
さて、収穫した茶葉を加工場へ持ち込みます。
お茶の葉っぱは、軽トラックごと計量します。100kgとかすぐに超えるため、細かく計量はできないです。
茶葉を加工に回している様子。
美味しい茶葉になりますように・・・。
※こちらの畑で収穫された煎茶の販売を開始いたしました!下記リンクからお買い求め頂くことができます!
最後に、茶畑から見える夕方の美しい風景でお別れです!
これからも、しっかりと茶畑の様子を発信していければと思いますので、応援よろしくお願い致します!
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d:matcha(ディーマッチャ)は生産スタッフが愛情をこめて作った、京都・和束町産のおいしい茶葉+お茶を美味しく淹れられる、ティーウェア・茶器を販売しています。今回紹介した新茶以外にも、様々煎茶のご用意があります!