2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
皆さんには、お気に入りのお茶はありますか? ひとくちに日本茶と言っても、津々浦々に様々なお茶があります。 今回は、日本のお茶どころを見ていきましょう。 〜日本のお茶どころ〜 茶の生産量第一位といえば何県を思い浮かべますか? 荒茶茶生産量で見ると…
前回のブログでは、宇治茶、和束茶の歴史を紹介しました。 茶師をはじめとして、長年の努力で改良が加えられてきた宇治茶、和束茶ですが、なぜ美味しいお茶ができるのでしょうか? 宇治茶、和束茶が美味しい理由、それは気候、栽培方法、社会的背景にありま…
お茶といえば宇治茶。 ところで、宇治茶とはどのようなお茶か知っていますか? 今回は、宇治茶の歴史を紐解いていきます。 ~宇治茶とは〜 日本3大銘茶のひとつ、宇治茶は、日本を代表する緑茶として知られています。 突然ですが、宇治茶とはどのようなお茶を…
全国有数の高級茶の一つに数えられる和束茶。 今回は、和束茶が栽培されている和束町の歴史を紐解いていきます。 〜和束の始まり〜 現在の和束に集落が形成されていたとされるのは、 弥生時代です。 正確な時期はわかっていませんが、弥生時代には集落が存在…
こんにちは、 最近美容に目覚めた、d:matcha magazineのnatsukiです。 こちらの【d:matcha beau-tea】のコーナーでは、美味しくてキレイになれる、美容抹茶レシピを紹介します。 卵、牛乳、チーズ不使用の30分で作れる”ビーガン宇治抹茶ティラミス”! カロリ…
ペリーの黒船来航は、日本の様々な面に大きな影響を与えました。 明治期から昭和時代にかけて、日本茶文化はどのように変化していったのでしょうか? 〜日本茶文化の紹介〜 茶の湯、衰退の危機 江戸時代、茶の湯は武士や富裕な町人などによって支えられてき…
前回の記事では、開国後、国を揚げて茶の生産・販売を行った様子を解説しました。 今回は、明治時代を中心に、茶の栽培と製茶法について詳しく説明していきます。 〜育種技術の開発〜 良い茶の木を繁殖させるには? 国をあげて茶業を活性化すると同時に、政…
以前の記事でも解説したように、ペリーが黒船で来航したことで外国貿易が始まりました。当時の輸出品目としては、生糸と茶が主でした。 当時、海外に向けて積極的に茶を広める動きがありました。 明治政府は、殖産興業政策の一環として茶業振興にも注目して…
〜江戸時代の茶の飲み方〜 江戸時代には、抹茶以外の茶の飲み方も広まっていきます。 特に煎茶を好んだ文人たちは、煎茶の広がりの先駆けと言えます。 また、18世紀中頃に宇治の永谷宗円が蒸し製煎茶の製法を確立しました。こうした動きを受けて、急須を用い…