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【京スイーツ】京都「仙太郎」の『お月見団子』と、裏千家学園での『観月の茶会』

はじめに

みなさん、9月17日は満月、いわゆる中秋の名月でしたが、お月見はしましたか?京都は、少し雲がありましたが、まんまるのお月様にすこし雲がたなびいているのも、かえって風情がありました。
今日は、そんな秋のお月様を楽しむのに欠かせない京都のお月見団子と、お茶会のお話です。

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お月様と京都

日本人は昔から秋に月を愛でてきました。もともとは中国の中秋節の風習が日本に伝わり、平安時代ごろから京都で貴族が観月の宴などを楽しんだのが始まりで、江戸時代には庶民にも広がったと言われています。
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京都では、寺社仏閣をはじめとして色々な場所で「観月の茶会」が催されます。私は、茶道を学んでいる友人にお呼ばれしたので、参加してきました。

 

はじめての体験 「観月の茶会」とは

友人に誘われて、はじめて「観月の茶会」に行ってきました。お茶会があるということで、朝から着付けして美容院に行って、てんやわんやです。まだまだ暑いので着物を着ようか散々迷いましたが、こんな機会でもないと着る機会もない、と思って、覚悟して着ました。

どたばた準備して会場に向かいましたが、会場は落ち着いた雰囲気で静寂そのもの。「月」をテーマとして、ホスト(亭主)が様々な趣向を凝らしてゲストをおもてなししてくれます。お月様にちなんだ掛軸、月を楽しむのにふさわしい茶道道具の数々。手作りのお料理も、月に見立てた鱧のしんじょうのお椀など、見るのも食べるのも楽しいものでした。ホスト(亭主)が月にちなんだおもしろいお話をいろいろと聞かせてくれます。(写真をお見せできないのが残念ですが・・)


今回のお茶会でなかでも印象的だった趣向は、「想夫恋」という故事にちなんで合間に三味線が演奏されたこと。
「想夫恋」とは高倉天皇の寵愛を一心に受けた女性・小督(こごう)の悲恋の物語。能の題材にもなる有名なお話。小督は、平清盛の怒りを買い、宮中を追われて田舎に隠れ住まいしていました。仲秋の夜に天皇が小督を探そうと差し向けた使者に、見つけてもらいたくて天皇を思いながら曲を奏でたのだそうです。
お茶会をしていると、どこからともなく三味線が聞こえてくるのです。三味線が得意な学生さんが弾いているのだとか。粋な計らいです。

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今回は、裏千家学園の生徒さんが主催したお茶会でした。ポーランドウクライナ、アメリカ、フィンランド、世界各国からやってきた学生さんも参加されていました。国を超えて茶道で交流できるのも良いですね。

裏千家学園は茶道のメッカ、時代を超えた風情ある佇まいを残す、小川通り沿いにあります。向かう道すがら、老舗のお道具店に並ぶ茶道具を見るのも楽しいものでした。 f:id:misato_mikan:20160919095647j:plain

京都のお月見団子

昼間のお茶会を終えた後で、自宅でお月見を楽しむためにと思い、お菓子を購入しました。
お月見団子といってみなさんが思いつくのはきっと、まん丸の白いこんなお団子ではないでしょうか?実は、京都のお月見団子はこれではありません!

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京都のお月見団子は、たいてい楕円形のお餅の上に、あんこが巻き付けてあるタイプです。今回は京都の和菓子の名店、「仙太郎」さんでお団子を買い求めました。(今回は楽をして、京都大丸デパートで購入しました。手軽に買えて便利)

仙太郎さんといえば、こちらの「ご存じ最中」が有名ですが、実は最中以外にも、おはぎやいろんな種類のお餅・お団子をおいていますので、ぜひ一度試してみるのもよいと思います。
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ご存じ最中|株式会社仙太郎


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お月見団子は、コシの強いお餅と、たっぷりのあんこ。「仙太郎」さんのお店では、こしあんとつぶあんと選ぶことができます。こちらはこしあんです。京都の秋の定番のおいしさです。

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どら焼きは「鶴屋良信」さんのものです。月に見立てたどら焼きに、かわいいウサギが描いてあります。中は栗入り、秋を感じます。
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どら焼きの中身はつぶあんです。栗とあんこの相性は、抜群です。f:id:misato_mikan:20160919100724j:plainたっぷりのあんこには、ビターなお抹茶が良く合います。
まだまだ日中は残暑厳しいけれど、暦の上ではもう秋です。

何気ない日常を豊かに。季節を感じる楽しさ。

みなさんは、普段、日本の季節を楽しんでいるでしょうか?
忙しい日常の中でも、月を愛でるくらいの心のゆとりを持っておければなぁ、と思う今日この頃です。
毎日風流なことをする余裕はとてもないけれど、季節の折り折りにちょっと風情を味わうくらいの、心と時間の余裕が持てると良いですね。

京都のおいしいお茶をみなさまのもとへ
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