d:matcha Kyoto magazine

和束町にて、お茶農家&カフェを営むd:matcha Kyotoのブログです

神戸学院大の学生が和束町にご来訪!地域で起業したD-matchaとキャリア論の話【d:matchaのこと】

f:id:daikimatcha:20170718201621j:plain
熱心に話を聴いてくれた学生の皆さまに、私自身たくさんの刺激を頂きました。

-------------------

こんにちは!d:matcha Kyoto magazineのDaikiです。 

f:id:watanabecook:20170718235822p:plain
右が私です。左は生産担当のChisei。

 

 先週の日曜日のことですが、神戸学院大学現代社会学部・現代社会学科の学生約30名に、和束町並びにd:matcha Kyoto CAFE&KITCHENへお越し頂きました!

 引率されたのは、同学部の岩本教授です。

岩本 茂樹 | 現代社会学部 | 教員総覧 | 情報の公表 | 大学紹介 | 神戸学院大学

 

 和束町での課外授業では、大きく3つのテーマがありました。

和束町で起業すること

❷高齢化が進む和束町での看取り医療について

和束町名産の煎茶の茶歌舞伎(お茶の飲み比べ)の体験

 

という題目です。私は和束町で起業すること、という題目で30分のお時間を頂き、お話する機会を頂きました。 

 

 会場が弊社が運営する「d:matcha Kyoto CAFE&KITCHEN」の隣にある和束町商工会議所(和束町観光案内所と同じ建物)だったということもあり、当日のドリンクやフードについては弊社よりご提供させて頂きました。その当日の様子をレポート致します!

  当日、10:00に神戸学院大学のご一向様がd:matcha Kyoto CAFE&KITCHENに訪問され、WELCOME DRINKとして、和束町産の抹茶オレを賞味して頂きました! 

f:id:daikimatcha:20170718201531j:plain

学生の皆さまにも、抹茶の風味がしっかりする!とご好評いただきました🚩

f:id:daikimatcha:20170718192822j:plain

 d:matcha Kyotoの抹茶オレは、普段ランチのセットにお付けしています。抹茶の風味をしっかりと味わって頂きたく、砂糖は最低限の量しかいれていません。

 また、綺麗な抹茶の色味を出すべく、色味に定評のある「おくみどり」という品種をベースに自社にてブレンド。劣化しないように、毎日提供の直前に少量づつ仕込みを行っています。

 

  さて、WELCOME DRINKの後には、2軒隣にある和束町商工会(和束町観光案内所と同じ建物内)の会議室をお借りして、講師としてお話してきました。

f:id:daikimatcha:20170718201621j:plain

 せっかくの頂いた機会。1つでも学生さんの中に残るお話ができるよう、自分が学生だった時のことを思い出しながら一生懸命に準備しました。そこで、自分の学生時代に興味の強かった「キャリアについて」を中心に、ご要望のあった「和束町での起業」を位置づけてお話をしました。

 

具体的には、

「自分の好きなこと/人に負けない分野を仕事にする。三つの掛け算でOnly Oneに。」をメッセージに、実際に私の具体的な経験とともにお話しをさせて頂きました。

 なぜ農学部を選んだか、ファーストキャリアであるコンサルティング会社を選んだ理由や、転職・起業の理由など、今までの私のキャリア人生を振り返る形で、学生の皆さんお話させて頂きました。

f:id:watanabecook:20170719001717p:plain
こんな時代もありました・・・。

 

 学生さん達もd:matchaや私についてたくさん事前調査をして頂き、当日活発な質問を頂きました。やはり、質問を頂けるとプレゼンターとしても冥利につきます。私自身もとても刺激的で楽しい時間でした。

 

※最近は更新ができていませんが、転職~留学まわりの話については以前まとめてブログにつづりましたので、ご興味ある方はぜひ一度ご覧になってください。

日本の農業で世界へ~起業の記録~

 

 その後、❷和束町での後期高齢者への医療についての講演です。和束町だけでなく、日本全国が直面し、今後さらに大きな課題となっていくであろう重要なテーマです。私も興味深く拝聴していました。

-------------------

 さて、お昼には、d:matcha Kyoto CAFE&KITCHENより、スパイスたっぷりのこだわりカレーと、汁なし担々麺、並びに和束町産の鹿・猪のジビエソーセージつきポテトをデリバリーさせて頂きました。

f:id:watanabecook:20170719002902p:plain

鹿と猪のソーセージは、和束町で有名なキザキのお肉屋さんから仕入れています。鹿や猪がたくさん出てくる和束町ならではの一品。

f:id:watanabecook:20170719003009p:plain

汁無し担々麺は、d:matcha Kyoto CAFE&KITCHENの名物料理。料理人が無類の麺好きということから生まれた、ラー油から自家製のこだわりつまった一品です。

 

 お昼の後には、❸茶歌舞伎の体験です。和束町にいらっしゃる日本茶インストラクターの方々が中心となり、実演とともに飲み比べを行っていきました。

 

 和束町には、10を超える煎茶の品種があり、品種それぞれに特徴があります。それを飲み比べ、品種を当てるのが茶歌舞伎という遊び。室町時代には熱狂する人が多く、賭け事の対象になったため幕府から禁止されていたほどの、趣ありつつも深みのある遊びです。

-------------------

 以上で学生たちの課外授業は終了です!和束町について、私の和束町での起業の話にはじまり、医療の話から日本茶の体験まで、和束町の様々な側面をフルコースで味わって頂きました。今日の体験が、未来をつくる学生たちのひとつでも刺激になれば幸いです。

 

最後に、京都府景観遺産一号、釜塚山での記念撮影📷 

f:id:daikimatcha:20170718201712j:plain

 岩本教授、柳澤先生、神戸学院大学の学生さん達、貴重な機会をありがとうございました! 

 

【ここでお知らせ】
d:matcha Kyotoでは、学生様への講演やお茶体験なども承っております。英語・日本語でのご対応が可能です。

 

【実績】

D-matcha株式会社を起業してまだ1年足らずですが、これまでに

Stanford UniversityのMBAの学生様

f:id:watanabecook:20170719004111p:plain

・Babson CollegeのMBAの学生様

f:id:watanabecook:20170719003840p:plain

神戸学院大学の学生様

に機会を頂戴して参りました。

日本での起業や、お茶をはじめとする農業、菓子ならびに飲食のビジネスに関わること全般、キャリアに関わることなど、ご要望に応じて柔軟にご対応させて頂きます。

 

 お話した皆様にはご好評いただいており、Stanford Universityについては、当該講演がきっかけで、インターンプログラムに弊社をノミネートして頂き、今夏からStanfordの学生さんが、D-matcha株式会社にインターン生として来られます。

 

ご興味がある方は、講演やお茶の体験プログラムについて、お問合せ頂ければ幸甚です。 

【お問合せ先】

Tel: 0774-74-8205

mail: info@dmatcha.com

-------------------

d:matcha(ディーマッチャ)は生産スタッフが愛情をこめて作った、京都・和束町産のおいしい茶葉+お茶を美味しく淹れられる、ティーウェア・茶器を販売しています。

オンラインストアこちら!

f:id:misato_mikan:20161110234019j:plain